岡川八幡神社
岡川八幡神社の社叢

県指定天然記念物

富田川の支流、岡川の上流域の左岸に八幡神社があり、この神社背後一帯の森は約5090平方メートルに及び、典型的なスダシイ、タイミンタチバナの群生地であり、植生上貴重な自然林です。林の下には、ムヨウラン等の腐生植物も育っており、植物分類学上貴重な林として、昭和49年県指定天然記念物に指定され保存につとめています。
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石碑のアップ。

岡川を遡ると岡川八幡橋が見えてくる。

橋の向こう側には鳥居が見える。「行ってみよう!」

岡川八幡橋から見た岡川の清流。

橋を渡り最初の鳥居を潜ると石段が、コケの生え方といい、石段の古さといい、まさに心が癒される光景である。

石段を昇ると小さな神殿がある。

左写真のアップ。

神社の背後の原生林は県指定天然記念物である。

上流方向から見た岡川八幡神社。「なんとも幻想的な景観」後世に残していきたい。

「わいわいリポート」
我が心の世界遺産
 わいわいリポート特別編の「岡川橋物語」のページを完成させるべく、長い梅雨が明けて間もない7月下旬のある日、4人岡川を遡った。3人はリフト付き軽自動車に。メンバーのよっちゃんとサポートセンターの職員S氏、そして私達の知り合いで、お世話になっているK氏。私は私の愛車(電動車いす)で岡川を制覇すべく愛車で走る。
 途中から道も舗装しているとはいえ、小さい陥没箇所があったり、拳台程の石がゴロゴロとあったり、前を走る軽自動車も私の愛車も揺れる揺る!前の車からは「大丈夫か?」と声が聞こえる。私は「大丈夫」と返す。
 なかなかコース取りが難しいと思いつつも、途中で橋を見つけては写真を撮りそれでも奥へ奥へ。
 所々に山の斜面からは小さな滝が流れている。その滝の水を飲むと非常に美味しい。これもまた岡川へと流れて岡川を創っている。
 1時間は経っただろうか?疲れがピークに達して来た時、視界には赤い欄干が目に入って来た。んん?次の瞬間、岡川八幡神社の全景が脳裏に刻み込まれいた。「こんな所に・・・」疲れも暑さも消えていた。そこは時間さえ存在しないかのようで、ゆっくりゆっくりと木立ちの影が風に揺られていた。
 「心が癒される」という表現しか見つからない。
 「こんなに心が気持ちよく本当に来て良かった」岡川、岡川八幡神社よ、上富田が益々好きになった瞬間でもある。
 私にとって此処は心の世界遺産である。
(文:Zero)
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