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救馬渓観音
 救馬渓観音は、山号を瀧尾山といい、正式寺名を救馬渓観音大非閣という単立(真言系)の寺院である。平成元年(1989)、本堂をはじめとする諸堂の大修復工事が行われ、寺観が整えられた。創建の年代など詳しいことは分からないが、寺伝による草創は、修験者の開祖役行者とし、江戸時代に流行し説教節の曲名の一つ「小栗判官」の小栗が修行した霊跡としている。寺院の西方に滝があって、滝壺奥の経写塔(角塔)が目にとまる、しかしここは玉垣があり出入は禁止されている聖地である。
救馬渓観音喚鐘
救馬渓観音喚鐘
 本鐘は、本堂に向かって右の軒下に吊るされている。総高七一センチ、町域の半鐘では一番大形、普通の和鐘形式で、撞座の蓮華文が比較的大きく、装飾のないすっきりした半鐘。
 製作年次は、昭和二十五年(1950)であるが、製作地・製作者は分からない。
 池ノ間一区・四区にそれぞれ銘文が刻まれている。
 本鐘の銘文で注目されることは、池ノ間一区に刻まれている序の題名に、「喚鐘」の字句が見られることで、これによって当初から喚鐘として作られたことが分かる。

救馬観音の全景。

表参道の山門。

山門を過ぎると左側に池があり、それを過ぎると石段がある。

ここから石段を登ると一番上に本堂がある。

境内左側が本堂。

本堂。

本堂の内部。

本堂西側にある不動堂

本堂側から見た不動堂

滝壺の奥に経写塔がある。

玉垣があり出入りが禁止されてる聖地

本堂東側にある鐘楼

この日、住職さんが色々と、ご配慮してくれました。感謝です。

裏参道

裏参道入り口付近

裏参道の道沿いから

本堂正面

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